観葉植物は実際にどこから来ているのか?
と疑問に思われる方もいることかと思いますので、今回は
実際にどこを通って来ているのかとそのとおり道についてお話させていただきます。
- 観葉植物はどうやってお客さんまで届くのか?
- 観葉植物の値段はどうやって決まるのか?
1観葉植物はどうやってお客さんまで届くのか?
観葉植物を購入したことのある人なら一度は疑問に思うかもしれないですが
「観葉植物てどこで仕入れているの?」
「そりゃ、生産者でしょ」
生産者なのは間違いないのですが、生産者がいて実は間に1~2個業者がいます。
市場とか問屋とか卸売りとか聞いたことがあると思います。
こういった業者が間に入っています。
築地市場を想像していただくと簡単かもしれないです。
・生産者⇒市場⇒小売店⇒購入者
・生産者⇒市場⇒卸売⇒小売店⇒購入者
生産者=観葉植物を作っている人
市場=地方の生産者が作った植物が集約される場所。
卸売=市場と小売店の間にいる存在で実際にものをみて買えるのが利点。ただし少し高くなる。基本、法人のみが購入することができるのと一見さんお断りです。
小売店=花屋、植物屋さんなどの店舗だったり一般購入者が購入できるところ
上記2パターンがほとんどです。
いくら生産者から直接仕入れようとしても色々な事情が重なり必ず市場を通さないといけません。
ほとんどが上記の流れで購入者まで到着します。
2観葉植物の値段はどうやって決まるのか?
観葉植物は大きく別けると2パターンの方法で値付けがされます。
・生産者が小売店などから注文されて生産者が値段設定をして提供する
・生産者が市場に値付けをまかせて競りで売買される。
生産者が値付けできるパターンは生産者への信頼から成り立っていることが多いです。
生産者も注文されてからでないと市場に出さないなど、といったかたもいます。
現物を見ずに購入するわけですから、(観葉植物の世界は基本的に購入しない限り現物をみることができません。)この生産者なら間違いないだろうと思って買います。
信頼を築くため、どのような植物を生産しているか確認しに生産者のもとに訪問して実際に見たりします。
市場が値付けできパターンは基本的に生産者より市場の人に競りにかけてほしいとの依頼がされます。
競りにでるとすごい値付けがされて商品自体の価値があがる植物もありますし、
逆に値段が下がり価値が下がる植物もあります。
リスクをとった手法なので、なかなか勇気のいることでもありますが
いいものを作り続けた生産者はここに情熱をかける人もいるかと思います。
そして競りで購入できる人も限られているため、目のこえた人しかいないのも魅力ではあります。
普通、市場では購入できる権利を付与されてはじめて競りで購入できるものです。
だれでも参加できるものでもないです。
次回は上記の内容をつかんだ前提で西日本花きについて書いていきます。